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こんにちは。単発で保育士として働く、保育士歴13年目・2児の母保育士の麻乃アサです。
保育園の連絡帳を前にして、
「今日は何を書こう……」
「毎日同じような内容になってしまう」
「こんなことまで書いていいのかな?」
と悩むことはありませんか?
朝は自分や子どもの支度で忙しく、連絡帳を書く時間を取るのも大変ですよね。
保育士の私でも、書き忘れそうになることがよくあります。笑
保育園の連絡帳に何を書くか迷ったときは、まず体調や家庭での様子を短く
結論からいうと、連絡帳は長く書かなくても大丈夫です。
また、毎日書く必要があるかどうかは、子どもの年齢や園の方針によって異なります。
この記事では、保育士が連絡帳を通して知りたいことや、書くことがない日に使える例文を紹介します。
保育園の連絡帳は毎日書く?
0・1歳児は、睡眠・食事・排便などの生活リズムを家庭と園で共有するため、毎日の記入が必要な園も多いと思います。
一方、2歳児以降は、毎日書いても書かなくてもよい園や、体調面だけを選択してアプリから送信する園もあります。
3〜5歳児になると、家庭から伝えたいことがある日にだけ書く場合もあります。
毎日の記入が必要な場合でも、特別なことがなければ短い一文で十分です。
必要なときだけ書く園では、無理に話題を探す必要はありません。
大切なのは、毎日たくさん書くことではなく、子どもが安心して過ごすために必要な情報を、家庭と園で共有することです。
保育園の連絡帳で一番伝えてほしいのは「いつもと違う体調」
保育士として一番知りたいのは、いつもと違う体調の変化です。
家庭からの情報をもとに、その日の活動へ参加できそうか考えたり、いつもよりこまめに検温したりできます。
「こんな小さなことまで書かなくてもいいかな?」と思う内容でも、体調に関することは遠慮せずに伝えてください。
発熱した時刻や今朝の体温
休日中に発熱していた場合は、何時ごろ、何度まで上がったのかを書いてもらえると助かります。
こども家庭庁の「保育所における感染症対策ガイドライン」では、24時間以内に38度以上の発熱があった場合や、解熱剤を使用している場合は、登園を控えることが望ましいとされています。
毎朝の体温を書く決まりがない園でも、
「休むほどではないけれど、普段より少し高い」
「熱はないけれど、なんとなくいつもと違う」
という日は、今朝の体温を伝えてください。
過去にお子さんが熱性けいれんを起こしたことがある場合は、特に注意が必要です。
発熱した時間や体温に加えて、主治医から指示されている対応も、事前に園と共有しておきましょう。
食欲・排便・受診・服薬
食欲が普段と違うときも、体調変化の兆しかもしれません。
下痢をした場合は「下痢をしました」だけでなく、最後に下痢をした時間、その後に普通便が出たか、食欲や機嫌に変化はないかまで分かると、園でも様子を見やすくなります。
受診したか、薬を飲んでいるかも大切な情報です。感染症の確認に加え、薬の影響で眠くなる可能性なども考えながら過ごせます。
睡眠や朝の機嫌も書いておくと安心
寝る時間が遅かったり、いつもより早く目が覚めたりした日も、一言書いてもらえると助かります。
睡眠が足りないと、給食の時間まで元気が続かないことがあります。
保育士があらかじめ知っていれば、食事の量や活動中の様子をいつも以上に気にかけられます。
ときには、「朝からずっと泣いていた」「機嫌が悪いまま登園した」という日もありますよね。
家庭ではぐずぐずしていても、園に着くと気持ちを切り替え、日中はケロッと過ごしている子もたくさんいます。
そのため、「このまま一日中泣いているのかな」と必要以上に心配しなくても大丈夫です。
ただし、いつもと違う泣き方をしている場合は、体調不良や家庭での出来事が関係していることもあります。
理由が分からないときは、「理由は思い当たりませんが、今朝は珍しく泣いています。」
だけでも大丈夫です。その情報があるだけで、保育士も対応を考えやすくなります。
書くことがない日は何を書く?
書くことがない日の内容は、子どもの年齢に合わせて考えてみましょう。
0〜2歳ごろは短い体調報告でも十分
毎日の記入が必要でも、特別な出来事がない日は長く書かなくて大丈夫です。
今日も朝から元気です。よろしくお願いします。
昨夜は20時半に寝て、今朝は6時半に起きました。食欲もあります。
このような短い内容でも、子どもの様子は十分伝わります。

入園準備中の方は、保育園の着替えは何枚必要?0・1・2歳の目安と服選びも参考にしてください。
3〜5歳ごろは園と家庭がつながるエピソードを
3〜5歳ごろになると、子どもが園での出来事を家庭で話すことも増えてきます。
「園で何をしたのか」「誰と遊んだのか」を子どもが家で話していたら、その様子を書いてみましょう。
昨日、家の庭で虫を探していると、「保育園でもAちゃんとバッタ捕まえたよ」と教えてくれました。
園で作った折り紙が楽しかったようで、家でも作って見せてくれました。
など、園で経験したことが家庭での遊びや会話につながっていると分かると、保育士もうれしく感じます。
また、「この話を園でもするかもしれないな」と思う家庭での出来事もおすすめです。
わが家では、プリキュアショーへ行った翌朝、次のように書きました。
昨日プリキュアショーへ行ったので、朝から「私、プリキュアよ」と言っています。保育園でもプリキュアになりきっているかもしれません。
この一文があれば、子どもが園でプリキュアの話をしたとき、先生も「昨日ショーへ行ったんだね」と話や遊びにつなげられます。
家庭でのエピソードから、保育士は子どもの興味や育ち、家族との関わりを知ることができます。
大切な伝達事項は最初に書いて口頭でも伝えよう
連絡帳は、長く書けばよいわけではありません。
家庭での楽しい出来事の途中に、体調やけがについて書かれていると、大切な情報を見落とす可能性があります。
伝えたいことがある日は、最初に、
土曜の20時ごろに38℃の熱が出ましたが、翌朝には37.3℃に下がっていました。それからは熱が上がることなく、今朝は36.8℃で、食欲と機嫌はいつもどおりです。
昨日、自宅で転んで膝をぶつけました。少し赤くなっています。
などと書きましょう。
体調やけがの情報がある日は、日常のエピソードまで無理に加えなくても大丈夫です。
家庭での様子を書く場合も、150字程度を目安にすると、忙しい朝でも読みやすくなります。
昨日は家族で動物園へ行きました。いつもは「抱っこして」とせがむ〇〇ですが、「キリンさん、大きい!」「おさるさんいるね」と、動物を見つけるのがうれしかったようで、たくさん歩いていました。広場の遊具でも元気に遊び、帰りの車では、遊び疲れてぐっすり眠っていました。園でも動物園の話をするかもしれません。(148字)
また、体調やけがなど大切なことは、連絡帳に書くだけでなく、登園時に口頭でも伝えてもらえると助かります。
早朝保育と日中の保育では、担当する保育士が変わることがあります。
先生が忙しそうで声をかけにくい日もあると思いますが、「連絡帳にも書きましたが、昨日けがをしました」と一言伝えるだけでも、確実な引き継ぎにつながります。
困りごとは「何を聞きたいか」まで書こう
子育ての困りごとも、どんな小さなことでも連絡帳に書いて大丈夫です。
相談は、一度にいくつも書くより、まずは一つに絞るとやり取りしやすくなります。
その際は、
- 何に困っているのか
- 家庭でどのように対応したのか
- 保育士に何を聞きたいのか
まで書くと、先生も返事をしやすくなります。
たとえば、
最近、気に入らないことがあると物を投げるので、対応に悩んでいます。家では「投げないよ」と伝えていますが、この対応でよいでしょうか。園でも同じ姿はありますか?
という書き方です。
困りごとだけが書かれていると、保育士も「話を聞いてほしいのかな」「アドバイスをすると、おせっかいに感じられないかな」と迷うことがあります。
返事をもらった後は、「家でもやってみます」「試しましたが、うまくいきませんでした」など、その後の様子もぜひ教えてください。
何度もやり取りが必要になりそうな場合は、連絡帳だけで続けず、
こういうことで困っているのですが、先生の都合がよい時に少しお話しさせていただいてもよいですか?
とお願いするのがおすすめです。

お迎えのときに聞こうと思っていても、担任がほかの対応に入っていて忙しそう、ということもよくあります。
事前に教えていただければ、職員間で調整し、担任と話す時間を設けやすくなります。
友達とのトラブルは口頭がおすすめ
友達とのトラブルについては、できるだけ対面や電話で話すことをおすすめします。
文章だけでは、保護者がどれほど困っているのかが十分に伝わらず、「軽く受け止められてしまった」と感じることがあります。
反対に、保育士が思いを込めて返事を書いても、保護者には淡々とした印象で伝わってしまうことも。
顔を見て話すことで、表情や声のトーンからお互いの温度感が伝わり、安心して相談できます。
連絡帳には、
お友達とのことで少し気になっていることがあります。お迎えの際にお話ししてもよいでしょうか。
と書き、詳しい内容は口頭で伝えると、お互いの気持ちや状況を確認しながら話せます。
まとめ|園のルールに合わせて必要なことを伝えよう
毎日の連絡帳は時間がかかり、忙しい朝には忘れそうになることもあります。保育士の私も同じです。
私は、自分が朝ごはんを食べ、コーヒーを飲んでいる時間に書くようにしています。
紙の連絡帳を使っていたころは、書き忘れないように机の上へあえて出しっぱなしにしていました。
連絡帳を書く頻度は、子どもの年齢や園の方針によって異なります。
毎日の記入が必要な場合は、長い文章を書かなくても大丈夫です。
「今日も元気です!」の短い一言でも保育士は安心するので、できるだけ忘れずに書きましょう。
必要なときだけ書く園では、無理に話題を探す必要はありません。
体調やけが、家庭での変化、園での経験が家庭につながった姿など、先生と共有したいことがある日に書けば十分です。
大切なのは、たくさん書くことではありません。

子どもが安心して過ごすために必要な情報を、家庭と保育園で共有していけるとよいですね。

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